「牛になる事はどうしても必要です。われわれはとかく馬になりたがるが、牛にはなかなかなり切れないです。……うんうん死ぬまで押すのです。それだけです。牛は超然として押していくのです。」(夏目漱石)

コロナ・パンデミックを迎えて、生活も仕事も、そしてわれわれの価値観も、これまでのあり方の変容を迫られる時代。日本政治もまた、既存の常識や惰性を排し、時に自らを脅かすような自己変革をも厭わず、展望を模索する vision quest への勇気が求められている。

先行き不透明な時代の、その先の展望を信じて足を踏み出す一年にしたいと思います。

2021年元旦 大井赤亥

大井赤亥-己斐駅前にて