私が大学進学で上京して以来、親父が東京に来るたびに、その間に互いが読んだ本や書き散らした文章を肴に酒を飲んで語り合う、いわば仲の良い父子だったと思います。

そんな関係のなか、大学生の頃には、身長、体重、読書量、酒量のいずれも親父を抜いたと自負してきました。しかし、親父の没後、遺品として譲り受けた親父の背広を着ると、腰回りが私よりやや大きく、「あれ?現役時代の親父は自分より恰幅が良かったのか?」と再発見でした。

あらためて、「不肖(父親の肖像画に似ない息子)」の言葉を噛みしめました。

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三回忌にあたり、広島市中区の ギャラリーGで回顧展「大井健地の表現をカキトル手」(3/2~7)を開催してもらう運びになりました。HAPの木村成代さんや福島俊をさんはじめ、ご尽力いただいた方に深く感謝いたします。

https://gallery-g.jp/schedule/oi-kenji/

 

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